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邦題改変は慎重に

マイティ・ソー ラグナロク」の邦題が「マイティ・ソー バトルロイヤル」に改変されたことがネット上で話題になった。マーベルシリーズが好きな私としてはかなりのショック。なんだか神々の最終戦争がただのプロレスに格下げされたみたいだ。

 

洋画の邦題改変の騒ぎは昔から多々起こっているようだが、ふと「ベイマックス」のことを思い出す。

 

初めて「ベイマックス」というタイトルとポスターを見たときは、少年とロボットとの絆を描いた心温まるストーリーかなと思っていた。だが、実際見るとバトルやアクションの要素が色濃かった。もちろん感動する場面はあったし、バトルもそれはそれで面白かったのだが、あまりの内容との相違になんとも拍子抜けした気分だった。

 

実はこのベイマックス、原作はマイティ・ソーと同じマーベル・コミックスのひとつだ。タイトルは「BIG HERO 6」。言うまでもなくヒーローものである。あまり人気が出ずに1年足らずで連載が終わってしまったが。映画にもバトルアクションが含まれているのだったら、最初からそれを含めたタイトルとポスターにすればよかったのに。ポスターといえば、日本版のポスターはやたら俳優の顔を前面に出すし、キャッチコピーもなんだかダサくて長ったらしい。情報が多すぎる。

 

こういった邦題は、普段映画を見ない人たちでもパッと見で理解できるようにわかりやすさを追求した結果らしい。改変した結果が好評なのもあれば、ボロクソに酷評されることもある、大変難しいものだというのは容易に理解できる。ただ、映画のイメージを変えてしまうようなタイトルはいかがなものか。

 

わかりやすさを追求するという消費者志向は良いことだが、その映画が伝える内容や世界観を壊さない心がけもしていただきたい。